Pumpkin Soup

★★★★★         YL2.5 総語数788語

Pumpkin Soup
Pumpkin Soup
posted with amazlet on 05.12.19
Helen Cooper
Farrar Straus & Giroux (J) (1999/09)
売り上げランキング: 202,111
おすすめ度の平均: 5
5 カワイさにメロメロです・・
5 スープの湯気のようにあたたかい
5 寒い日に、暖かくなろう


久しぶりに、わたくし的大ヒットの絵本です。何がヒットなのかと言えば…。
どこかとっても懐かしくて、鼻の奥がツンとなる感じがたまらないのです。
自分が子どもの頃よく読んで貰ったような、昔ながらのとても 「童話らしい」
ストーリー。これがすご〜く心に響きました。効き絵本な感じです。


そうそう、子どもの頃、絵本を読んで貰っていると、こんな気持ちになったぁ♪と
言う、あの頃の気持ちがよみがえって来るのです。わくわくしたり、泣きたくなっ
たり、そしてくすくすっと笑って、「はい、おしまいっ」で、ママにぎゅーってしがみ
つきたくなる、あの感じ(笑)。


大好きな絵本はたくさんあるけれど、あの時のママとの幸せな時間をを思い出さ
せてくれたり、そんな甘酸っぱい気持ちで胸がいっぱいになる絵本は、そうそう出
会えるものじゃないかも(笑)。そんな訳で、とってもお気に入りです。
(あぁ…私ってつくづく幸せな子ども時代を過ごしていたんじゃ、、ない?)

  • 森の奥の古ぼけた小さなおうちに、仲良しのネコとリスとアヒルが暮らしていた。息もぴったりの3人は、とってもおいしいパンプキンスープを作る。切り分け係のネコ、かきまぜ係のリス、味付け係のアヒル。いつも役割が決まっていた。

ところが、アヒルは別の係が良く見えて仕方ない。ついに「今日はぼくがかきまぜ係だ」と、大喧嘩の始まり。とうとうアヒルは家出をしてしまい…。

喧嘩している時はいいのだけど、その後の後味の悪さときたら…。残った2匹は仕
方なくスープを作って待つのだけど、味付け係のアヒルがいないのだから、ひどく
まずいスープが出来上がり、思わず涙がぽたぽた…。


せっかく仲良く楽しくやっていたのに…。こんなことなら…。意地を張るんじゃな
かった…。それくらい、どうしていいよって言ってあげられなかったんだろう…。
う〜ん、私も昔、しょっちゅう姉妹喧嘩をして、よくこんな思いをしたもの。
だから余計にツボなのかな…。何とも言えない気持ちが込み上げてくるんですよ
ね、グススン。    …そしてまたオチが…ぷぷっ。


暖かい色使いで隅々まで丁寧に描かれたイラスト。ページを繰るたびに、魔法をか
けられたような、ファンタジックな世界が広がり、ちょっと不思議な魅力です。
ただ可愛らしいだけではない、ちょっぴり癖のある感じと、どことなく人間くささを
思わせる3匹が、愛嬌があってとにかく憎いっ♪
ぽかぽかと温まり、大切なことを思い出させてくれるようなオススメの作品です♪


        A Pipkin of Pepper (Pumpkin Soup)
このお話の続編『A Pipkin of Pepper (Pumpkin Soup)』が とても気になっています。
あ〜どうか、懐かしさあふれる王道のストーリー展開のまま、続編も作られていま
すように。。。

かぼちゃスープ こしょうできまり
こちらが邦版。(どうして画像の大きさ揃ってないのかしら…。)

無謀なキリン読みが楽しい訳

今までのゴンティをよく知って下さっている方は、もしかするとビックリされてい
るかも知れません。ゴンティそんなレベルが読めちゃう人だったの??と(笑)。
いえいえ、勿論、皆さんがよくご存知のとおりのレベルです(笑)。


現に下の(昨日の記事の)本を読んでいて、彼女がレーザー銃の照準の開発に携
わる人なのに、レーザーをレーサー(競争者)だと、ややしばらく勘違いしていた始
末…(苦笑)。戦闘機で速さを競うようなレースがあるのか、ははぁ、と思い込み、
それにしては変だな、、と思っていた訳です(笑!!)。後に、レーザーガン
(lasergun)と言う言葉も出て来たりし、ああ銃のことねと、気付いたのでした。
(だいたいスペルを見れば分かるでしょうに laser racer ←とんだレーサー
違い…。)


まぁ、そんなひどいのはゴンティだけでしょうが(苦笑)、多読ってコレだ!!と改め
て思う今日この頃。読み飛ばしていると、なんか変だなと思ったり、読んでいるう
ちに、なんだそう言うことね、と気付いたり。分からない単語が山のように出てきて
も、辞書を引くこともなく、スピードやリズムを損なわずに突き進む♪これが何と楽
しいことか♪


ところで、そんな醍醐味を味わうのには、このくらい思い切ったキリン本の方が
いい場合もあるみたい(笑)。実は最近、自分に合ったレベル2、3、4の本を読む
と、何となくストレスを感じることがありました。


どうやら、自分レベルの本では、もっと細部まで読み取ろうとするのか、もっと細
部まで読み取れるはずという気持ちが働くのか、飛ばし読みが甘く、少し慎重に
なっていたようなのです。それがどうも煩わしく思えていたのかな。超キリン読み
は、ボリュームもあって細部など気にしていられない(笑)。もっと大胆に飛ばして
いい!ことを思い出させてくれました。


分からなくて当然くらいのレベル本は、その点開き直れて、大胆に飛ばすことが
出来、気が楽(笑)。飛ばして、もし楽しめなければ、大胆に投げられますし(投げて
も凹まない(笑))。勿論、ここんとこもっとクッキリハッキリ意味分かりたいよぉ、
と言うところもありますけれど(笑)。


テンポ良く読み進め、たくさん飛ばしてもそれでも面白い…。ロマンスの世界に
ワ〜キャ〜と言いながら、ドキドキし、読後も幸せな気分になれる(登場人物は素
敵だし(笑))。リンダ・ハワードとは相性がいいみたい(笑)。パンダ本と自分レベ
ル本を混ぜながら、もっと読んでみようと思います♪

Mackenzie's Mission

★★★★☆    YL7.5-8.5 総語数53,320

Mackenzie's Legacy: Mackenzie's Mountain\Mackenzie's Mission

Mackenzie's Legacy: Mackenzie's Mountain\Mackenzie's Mission

こちらに、前作Mackenzie's Mountainと2作品収められています。
Mackenzie's Mission 単作ではアマゾンでは入手困難なよう。
邦訳は『熱い闇―愛と勇気のマッケンジー家 (MIRA文庫)

  • 抜群の才能を持ち、数々の功績を誇る米空軍パイロットのJoe大佐。高性能戦闘機開発プロジェクトの責任者も勤め、彼の右に出るものはいない。ある日、レーザー銃照準装置の開発チームに、優秀な技術者 Carolineが招かれる。Carolineの美しさが男たちの興味を引いていると気付いたJoeは、彼女を自分の女だということにすれば、誰も彼女に手を出せず彼女を守れる…と考える。

以前の日記(http://d.hatena.ne.jp/gontty/20051207)でご紹介した
Mackenzie's Mountainの続編です。前作では、主人公Wolfの息子と
して登場したJoe。16歳とは思えないほど大人びた印象の好青年でしたが、その
彼が36歳に。


とにかく優秀な戦闘機のパイロットJoe。クールな彼が Carolineと出会います。
Carolineもまた頭脳明晰で、10代であっという間に飛び級をし博士号まで取っ
てしまう程。でも恋には奥手で男性経験がありません。


そんな彼女に、(以下勝手に意訳→)「荒っぽい男の中に女が一人いてはトラブル
のもとだ。オレの女のフリをしろ。オレに刃向かえる奴などここには誰もいない。」
な〜んて言ってしまうのだから、たちまちその男らしさに魅了されてしまうのです。


ぷぷ、私もここでクラクラっとなってしまいました。ホントだったらクサイ台詞だけ
れど(英語だけれど)、本当にカッコ良かった〜(カッコ良すぎ(笑))。こうして、少
女漫画を読んでいるような気持ちで、どんどんハマる訳ですね(笑)


ところがある日、テスト戦闘機が墜落すると言う事件が起き、Carolineに疑惑が
持ち上がります。それまで Joeに惚れ込んでいた私にとっては、ええ?嘘??
信じられない!!肝心なところでどうしてよJoeーー!?と言う思い!!に、残
念ながら★を一つ減点(笑)←私情挟み過ぎかしら(笑)。だって、私の英語の読
み取りが間違っているんじゃ…と、何度も読み返したほど信じられず!!(笑)


1作目では、(障害はあったけど)ロマンスとしては割とスムーズに行ったからか
しら?男らしさでは、まだまだ父のWolfにはかないませんかね(笑)。Carolineが
絶対に屈しないと言う芯のあるところを見せてくれて良かった♪勿論ハッピーエン
ドはお約束されていますから、読後はすっきり爽快です。


ところで、Joeの心の傷に触れている場面。とても切なくもあり、内面を覗かせて
くれ、WolfとJoeと言う二人の「男」をグッとこちらに惹きつけてくれた場面では
ないでしょうか。そして故郷での幸せな家庭の様子がとにかくあたたかく楽しく
描かれていて(笑えたりもして)、このシリーズ、さらに続きが楽しみです♪

 Dogs Don't Tell Jokes

★★★☆☆

Dogs Don't Tell Jokes
Dogs Don't Tell Jokes
posted with amazlet on 05.12.13
Louis Sachar
Random House Childrens Books (Mm) (1992/08)
売り上げランキング: 32,809

前日ご紹介したSomeday Angelineの続編です。

  • 前作で、Anjelineとお友達になったGaryのお話。Garyは、学校のタレントショーにジョークで出場することになりました。いつもAngelineしか笑ってくれる人はいなにのに…大丈夫??

正直なところ、前半、なかなか読み進むことができませんでした。何故って、なか
なかアメリカンジョークが分からない(苦笑)。次々出てくるジョークの連発で、お
話はなかなか展開せず、このジョークどこが面白いんだろうって考える為に止ま
り、すらすらと行かないのです。たまに、面白い〜と思って笑えたけれど、数少な
かった気が…(苦笑)


とは言え、子どもの心理描写がお得意のSacharさん。ついに両親からジョークを
禁止されたGaryの新しい世界?が開けてくる辺りは引き込まれて行きました。


ラストのタレントショーでは、やったね!!と言いたくなります。それまで受けや
しなかったジョークのかけらが、ちゃんとカタチを成し、、、。(あまり言っちゃ
いけないですね、、、。)


この作品、★を3つ付けましたが、、これは英語力の無さがものを言った評価で
す(汗)。う〜ん、国民性の違いはあるにしても、、もし英語が完全に分かったと
したら、、、?このアメリカンジョークってどのくらい面白かったのかな(笑)。
ちょっと興味あり(笑)。


ところで、この作品をネイティブの子が読むと、ゲラゲラ笑って読むものなので
しょうか?ニタニタくらい?Grayのジョークは、イワユル「おやじギャグ」のよう
なものなのでしょうか?ネイティブの子達がどんな顔でこの本を読むのか、ちょ
っと覗いてみたい〜〜気がします。

Someday Angeline

★★★★★    YL4.0-5.0 総語数27,555

Someday Angeline (Avon/Camelot Book)
Louis Sachar
Camelot (1994/09)
売り上げランキング: 9,560
おすすめ度の平均: 4
4 人にやさしくなれます
5 父娘のふれあい物語
3 天才少女の悲喜劇

  • Angelineは天才少女。8歳なのに6年生のクラスに入れられ、クラスでは変人扱いされ、先生にも目の敵にされている。お父さんも、そんな彼女とどう接していいのか戸惑い悩む。しかし、ちっとも受けないGaryのジョークを、唯一理解し、笑い転げるのは、Angelineだけ。AngelineとGaryの間に友情が芽生え…。

この作品、著者のSacharマジックにかかったような気分です。


Angelineの居場所がどこにもない孤独さや、お父さんや周囲の人とのすれ違い
が、あまりに痛々しくて、読んでいてとても辛かったです。子どもの心理描写が
とっても上手すぎて、伝わりすぎて、本当にどうしようかと思うほど切なかった
です。


Angelineは、誰よりも何でも知っていて、レッスンも受けずにいきなりピアノ
が弾けちゃったりする天才なのだけど、どちらかと言えば、情緒的にはかなり
脆くて幼い普通の女の子。普通で居たいだけなのに、、、。
お父さんとのぎこちなさや距離感、水族館へ逃避する姿なんて窒息しそうで見
ていられなかった、、、


のに、、、、、(笑)


それでも嫌な気分にさせないところはSacharの上手さなのかしら?
それまでの重い気持ちを全て帳消しにしてくれるほど、幸せな気持ちでいっぱい
になって、安心して本を置かせてくれました。本当に鮮やか!!だったと思いま
す。


Mr.Boonのクダリなんて本当に笑えたし、またまた、涙も笑いも両方なしでは読
めない作品でした。そして、時間がたつごとに より一層「いいお話だったなぁ」
と沁みて来るから不思議です。


Someday Angelineところで、私の持っているのは以前のこの表紙のものです。今の表紙は、
空虚な目をしたオサカナが、何とも言えない雰囲気を出しているけれど、、個人的
には以前のこの、女の子のイラストの方が好きかな?


この作品の続編は、『Dogs Don't Tell Jokes

ロマンス小説は読みやすい?

  (*一部加筆修正しました)

恋愛ものと、ロマンスものと言う微妙な分類(笑)だけれど、ロマンスものとは、日
本で言うハーレクインのような作品をイメージすると良いのかな?恋愛ものよりも
より18禁な感じなのでしょうか(笑)?


ロマンス小説に挑戦して、読みやすさについて思ったのはこんなところ↓。

  • 内容や展開の予想がつきやすい
  • 心の動きが読み取りやすい
  • 難しい単語は比較的少ない?
  • 同じ単語が繰り返し繰り返し使われる? *(1冊で決め付けるには恐れ多いので、たぶんと言う意味を込め「?」付き)

さらに、SSSのロマンスファンの方などの書き込みでも↓

  • 何冊も読むと(ヒーローとヒロインがいて、悪役が登場し、困難があるけれど最終的には結ばれて、ハッピーエンドのような(笑))パターンが分かってきて、読速も上がりやすく大量に英語をインプットして行ける
  • スピンオフと言われる関連作品(脇役だった人が主役になったりなど)が多く、気に入ったシリーズを見つけると芋づる式に語数を増やして行ける、、、、、、、、、、、、、など期待大!!。


ラストはハッピーエンド、と分かっているため、重いものを読む気になれない時や、
深く考えさせらるようなもの、難しいものを読めそうにない時、疲れた時でも、安心
して気軽に手に取れる、と言う事もあるのかも♪ 現実を離れ、どきどきしながらう
っとりと身をまかせて読めるような、幸せ感もあるかな?


日本のハーレクインシリーズなどは、『恍惚』とでもタイトルを付けたくなるような表
紙の絵!!と、顔から火が出そうな甘い甘いタイトル!! が、何となく気恥ずかしく思
えましたが(笑)、原書の表紙はカッコイイものも多くあまり照れくさくない(笑)。本
当のロマンスファンの方は、あの表紙とタイトルがやはりイイのかな(笑)?


今回読んだリンダハワードなどは、男性タドキストファンも多いそうですが、ハリウ
ッド映画的な要素が感じられるからかしら?甘いだけではなく、ハラハラどきどき
のストーリーに、、ちょっとお熱く刺激的で、スリルやアクションも味わえる?でも
陳腐な感じがしないのは、構成がしっかりしているから?



さて、ここでご紹介する作品は、『YL5以下の100万語を超えてちょっとキリンを
楽しみたい方にぴったりの、初心者向けロマンス』だそうです。(SSSより)
こんなところから、甘く熱いロマンスに浸って攻めてみようと思います(笑)
Lady Sophia's Lover (Avon Historical Romance) YL5(YL3〜4でも読める) 総語数91,000
             リサクレイパスの イギリスを舞台にした、
             ヒストリカルロマンス
Dying to Please: A Novel YL4.5 総語数110,000 (邦訳;一度しか死ねない (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション))
             リンダハワードの ロマンティックサスペンス
The Viscount Who Loved Me (Bridgertons) YL5 総語数102,067
             ジュリアクインの 会話が多く楽しい、
             ヒストリカルロマンス(シリーズ2作目)
            1作目はThe Duke And I (Bridgertons) 


コンテンポラリ(現代)ものよりも、クラッシックなヒストリカルロマンの方が、易しく
読めるのだそう。スラングなどが極端に少なく、割と決まった単語が使われ、読み
やすいのだとか。ヨーロッパのビクトリア朝時代や、アメリカ西部開拓時代のロマ
ンスなども人気が高いのですって。ほ〜ら、あなたもロマンスが読みたくなってき
た♪


児童書に飽きてきてしまったり、新しい刺激がないと感じている方、PB入門の方
も、ご一緒にロマンスはいかがでしょう(笑)。読みやすいおすすめのロマンス小説
があったら、是非教えてください♪♪ 


 

Mackenzie's Mountain

★★★★★    YL7.5−8.5 総語数65,000

Mackenzie's Mountain

Mackenzie's Mountain

マッケンジーの山 (MIRA文庫)邦訳『マッケンジーの山 (MIRA文庫)


読了しました♪とても面白くてかなりお気に入りです。英語は少し難しくても、
とにかく先が気になるし、苦しくなったり飽きたりせずに読めました。もっと慣
れると、これやめられないんじゃああ、ないかな(笑)?

  • Maryは奥手でちょっと冴えない高校教師。ドロップアウトした生徒の家に向かう途中、雪の山道で立ち往生。Maryを助けたのはインディアンのWolf。生徒の父親だった。Maryは男らしいWolfに激しく惹かれる。Wolfは、インディアン=野蛮とみなされ、町中から孤立し、過去にはレイプ事件の容疑までかけられていた。ある日、Wolfを犯人と見せかける事件が起こり…。

ロマンスに、ちょっとしたサスペンスが盛り込まれていて、テンポ良く読むこと
が出来ます。ロマンスは初挑戦でしたが、決してお熱いだけではなく(笑)、ス
トーリーとしてしっかりとした構成になっているのが嬉しく、とても満足感があ
ります。伏線が張られていたことに後で気付かされたり、いろいろな意味で(笑)、
どきどきハラハラ。


何よりも主役の3人が皆、ちょっと出来すぎじゃない?と思うほどに魅力的(笑)。
読んでいてうっとり出来て(笑)、安心感があっていい(笑)。主役の人物を好きに
なれるかどうかは重要なポイント。MaryもWolfも冴えなかったけれど、どんどん
逞しく魅力的になって行き、微妙な心の動きが何とも言えない。みんな好きになっ
てしまったので、シリーズで読む楽しみがまだまだあります♪


問題の?お熱いシーンでは読速がかなりあがります。読んでいて気分が高
揚するから…ではなく(いえ、それもある(笑)?)、そんな場面で使われる単語は
易しいものばかりだから。へ〜こんな表現をするのかと勉強に?なります(笑)。
何をしているのか予想しやすく(笑)、分からない語を飛ばしても話の筋にひびか
ないので、スピードを上げる訓練が自然に出来るみたい(笑)。


時にはそんなシーンを数ページに渡って丁寧に描写されるのですが、映画の1シ
ーンのように美しく思えてくるから不思議です(笑)。初めはそれはビックリし、
面白くもあり、つい訳して夫に聞かせてしまいましたが…!!Maryがあまりに率
直なのも笑えたりして、楽しませて頂きました。


Mackenzie's Legacy: Mackenzie's Mountain\Mackenzie's MissionMackenzies' Honor: Mackenzie's Pleasure\A Game Of Chance
このシリーズは、1冊に2話ずつまとめられています。サイズも大きく、厚くて
持ち歩くにはちょっと重いのですが、バラで揃えるには入手困難な巻があるよう
です。

もう1冊『 Mackenzie's Magic(邦訳;マッケンジーの娘)』という巻が間にあ
って全5巻のはずなのですが…あれ?それはどこへ行っちゃったのかな?バラで
も入手困難みたいです…。