Mackenzie's Mountain
★★★★★ YL7.5−8.5 総語数65,000
- 作者: Linda Howard
- 出版社/メーカー: Mira
- 発売日: 2000/04/01
- メディア: マスマーケット
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読了しました♪とても面白くてかなりお気に入りです。英語は少し難しくても、
とにかく先が気になるし、苦しくなったり飽きたりせずに読めました。もっと慣
れると、これやめられないんじゃああ、ないかな(笑)?
- Maryは奥手でちょっと冴えない高校教師。ドロップアウトした生徒の家に向かう途中、雪の山道で立ち往生。Maryを助けたのはインディアンのWolf。生徒の父親だった。Maryは男らしいWolfに激しく惹かれる。Wolfは、インディアン=野蛮とみなされ、町中から孤立し、過去にはレイプ事件の容疑までかけられていた。ある日、Wolfを犯人と見せかける事件が起こり…。
ロマンスに、ちょっとしたサスペンスが盛り込まれていて、テンポ良く読むこと
が出来ます。ロマンスは初挑戦でしたが、決してお熱いだけではなく(笑)、ス
トーリーとしてしっかりとした構成になっているのが嬉しく、とても満足感があ
ります。伏線が張られていたことに後で気付かされたり、いろいろな意味で(笑)、
どきどきハラハラ。
何よりも主役の3人が皆、ちょっと出来すぎじゃない?と思うほどに魅力的(笑)。
読んでいてうっとり出来て(笑)、安心感があっていい(笑)。主役の人物を好きに
なれるかどうかは重要なポイント。MaryもWolfも冴えなかったけれど、どんどん
逞しく魅力的になって行き、微妙な心の動きが何とも言えない。みんな好きになっ
てしまったので、シリーズで読む楽しみがまだまだあります♪
問題の?お熱いシーンでは読速がかなりあがります。読んでいて気分が高
揚するから…ではなく(いえ、それもある(笑)?)、そんな場面で使われる単語は
易しいものばかりだから。へ〜こんな表現をするのかと勉強に?なります(笑)。
何をしているのか予想しやすく(笑)、分からない語を飛ばしても話の筋にひびか
ないので、スピードを上げる訓練が自然に出来るみたい(笑)。
時にはそんなシーンを数ページに渡って丁寧に描写されるのですが、映画の1シ
ーンのように美しく思えてくるから不思議です(笑)。初めはそれはビックリし、
面白くもあり、つい訳して夫に聞かせてしまいましたが…!!Maryがあまりに率
直なのも笑えたりして、楽しませて頂きました。
このシリーズは、1冊に2話ずつまとめられています。サイズも大きく、厚くて
持ち歩くにはちょっと重いのですが、バラで揃えるには入手困難な巻があるよう
です。
- 『Mackenzie's Mountain』(マッケンジーの山 (MIRA文庫))
- 『 Mackenzie's Mission』(熱い闇―愛と勇気のマッケンジー家 (MIRA文庫))
- 『 Mackenzie's Pleasure』(愛は命がけ―愛と勇気のマッケンジー家 (MIRA文庫))
- 『A Game Of Chance』(危険な駆け引き (シルエット・ラブストリーム (LS132))) と続きます。
もう1冊『 Mackenzie's Magic(邦訳;マッケンジーの娘)』という巻が間にあ
って全5巻のはずなのですが…あれ?それはどこへ行っちゃったのかな?バラで
も入手困難みたいです…。