Sarah,Plain and Tall
★★★★★
YL3.5 総語数7700
Trophy Pr (1987/09/01)
売り上げランキング: 37,949
CD版のレビューです
やっと復刊してくれたのね。
と続き、全4巻で完結です。
*ペーパーバックの第4巻は近日(8月)発売。ただいま私も予約待ち中です。
まずは1巻目を読みました。
ニューベリー賞受賞作品.
最近何かと話題の(笑)、「大草原の小さな家」。でもまだまだ私には難しそう
だし…。そんな訳で、むしょうにこの作品が読んでみたくなりました(笑)
お母さんを亡くし Calebと Annaは、お父さんと大草原に暮らしています。
お父さんの出した花嫁募集の広告を見て、大草原にやってきた Sarah。
このままずっと Sarah と暮らすことができたらと思う子どもたちですが、
故郷の海を懐かしみ、淋しそうな Sarah の気持ちを思うと…。
静かで、穏やかな空気に包まれています。
特にドキドキ・ハラハラな展開があるわけでもなく、どちらかと言えば淡々と
しています…。
なのに何故こんなにも惹かれてしまうのでしょうか。
心に染み入るように、じんわりと何かが拡がる感じ。
何とも細やかで丁寧な描写(小さなエピソードや、人物のしぐさまで)が、
登場人物の心情をみごとに もの語ってくれて、とにかく、優しくあたたかいん
です。そして、、だからこそ、、切ないんです。。
久しぶりに、こんなに澄み透った作品を読んだ気がします。
もうお気に入りになってしまいました♪
「大草原の小さな家」が好きな方には、ぜひ読んで頂きたいです〜。
う〜ん。この先どうなるんだろう??私まで、Sarah が海へ帰ってしまわない
よね?って、ちょっとドキドキしてしまいます。
(あれ?ドキドキしないって言ったけど、地味にドキドキもしてますね(笑))
早く続き読みたい〜。
邦訳は →『のっぽのサラ』