Baby Sitters Club #1〜Kristy's Great Idea
★★★★★(274冊-593,261語)
YL4.5 総語数27,217
Babysitters Club シリーズの第1巻です。
多読仲間の皆さんに影響されて、私もちょっとキリン読みしたくなりました。
まとまった時間がとりにくくて、思ったより日数がかかってしまいました。
一見、そんなに難解な文章も単語もなく、読みやすい印象です。
でもうっかりすると、あれ?ってことになったりして、ところどころ難しい(笑)
けれど、いや〜面白かったです!!
Kristyと、お友達のClaudia、Stacey、Maryは、ベビーシッタークラブを
発足することを思いつきます。
クラブの仕事が始まってみると、様々な問題に行き当たり…。
仲間割れしたり、思わぬハプニングに見舞われたりしながら(中には笑っちゃう
ようなものも)、乗り越えて、成長していく感じがいいです。
各登場人物が、とても個性を持って描かれているので、人物像がとても鮮やかに
浮かび上がってきます。
小学生の、年頃の女の子の微妙な気持ちもうまく表現されていて、そのリアル感
に共感できるのかな?男の子を意識したりとか(笑)
人物をとりまく環境が、ちゃんと、それぞれの世界を持っているんですよね。
幅や奥行きを感じるしっかりした作りで、引き込まれて行きます。
家族・友人・恋愛問題などが、それぞれに展開を見せていくので、読み応え
充分!!思わず泣けてしまったりもしました。
嫌味がなくて、素直に入り込める点もお気に入りです♪
女性だけでなく、男性にも面白いと思います。おすすめ♪
このシリーズも130冊くらいあるらしいので、まずは手持ちの1−5巻まで
ゆっくり読んでいこうかな。
クラブ発足のきっかけや、経緯がたっぷり描かれてあるので、1巻から読むのが
いいでしょうね。