The Boxcar Children

★★★★☆(257冊-518,557語)

The Boxcar Children (Boxcar Children, No 1)
Gertrude Chandler Warner
Albert Whitman & Co (1989/06/01)
売り上げランキング: 39,709
おすすめ度の平均: 5
5 安心して読める物語


The Boxcar Childrenシリーズ1作目。

両親を亡くし、会った事もないおじいさんに引き取られるのが嫌な4人
兄弟。
大人の助けを借りず、自分達だけで暮らしていこうと決心します。
森の中で、赤いboxcarをみつけ、4人はそこで暮らすことに。

ちょっとクラシックな雰囲気を持った作品です。
貧しくても、兄弟が力を合わせて助け合っていく姿は、とても健気で
美しいほど。


物語の設定から、波乱万丈な物語(笑)を想像していたのですが、
あまりにも穏やかでした(笑)。アクや毒があまり好きじゃないさすが
の私でも、悪い人を2,3人出してやりたい(笑)と思うほど(笑)


山も谷も、苦難らしいところがなく、とにかく純粋に安心して読める
1冊です。


子ども達は、思いやりと礼儀正しさをもったとってもいい子。
それに関わる周囲の大人たちも、みないい人。


中心に描かれているのは、森の中の子どもたちだけの生活ぶり。
わくわくしてしまいます。子ども達の生き生きとした描写が楽しい
です。


英語は、最もやさしい(笑)
知らない単語が滅多にない(笑)
15,000語もあるのに、ものすごいパンダ読みをした感じです。
邦訳は『ボックスカーの家』(画像なし)


     。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


50万語を超え、何かまとまった読み物に手を出してみようと思った
のですが、あんまり読み易かったので、ちょっと拍子抜け(笑)
せっかく、キリン読みもできそうな勢いだったのに(笑)残念!!
厚いペーパーバックをサクっと読みきったと言う、自信になるかな。