Badger's Parting Gifts
Badger's Parting Gifts
posted with amazlet at 05.05.14
おすすめ度の平均:
贈りたい本。贈られたい本。贈られたい本。贈りたい本。
誰からも慕われていたBadgerは、静かで安らかな眠りにつきました。みんなはBaderの死をとても悲しみ辛い冬を迎えます。
やがて春がやって来ると、みんなはBadgerとの思い出を語り合い、彼の残していったものの大きさを思います。
どこかもの悲しい雰囲気の漂う作品です。挿絵も、静かで寂しげな印象です。
なのに、心の奥底がジーンと温かくなるような感動的なお話です。
主人公Badgerの死からストーリーがはじまるのは、ちょっとした衝撃でした。
Badgerの死の静けさと、ごくシンプルな最後の手紙がとても印象的です。一変して一面の雪景色となった次のページを見た瞬間、ぐっと切なく悲しい気持ちが高まりました。
終わりのところもイイですが、Paper moleを作って最後に成功するページが大好きで、泣けてしまうんですよね。
いつまでも余韻に浸って、結局2回読みました(96冊目-245,178語)。
2度目はU^ェ^U←ゴンティに読み聞かせたのですが、ゴンはいびきがとてもうるさかったです。おいっ、感動するところだぞっ。
なぜかすごく気に入ってしまって、この絵本は是非日本語版もほしいと思いました。あら?この写真の淡い色味のほうが好きかも‥。ハードカバーだと色が淡いのかな?